3分30秒で読めます! 運営支援ブログ&社労士ブログの短縮版(2025年12月21日~12月27日)

 「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」と「あい和社会保険労務士事務所」では、それぞれ「運営支援ブログ」と「社労士ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2025年12月21日から12月27日までに掲載した両ブログ(運営支援ブログ、社労士ブログ)の内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日のブログをご高覧ください。

※基本的に運営支援ブログと社労士ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(ただし放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。

・醤油が大好きなので、醤油の味だけ楽しめるメニューが好きです。醤油の暴力に身を委ねたい。醤油の味しかしない「きんぴらごぼう」と「雑煮」を紹介します。(12月21日掲載・運営支援ブログ身辺雑記)

・毎日新聞が北海道の紙面にて、放課後児童クラブに関する連載記事を掲載しています。全4回の連載のようで、毎日新聞のウェブサイトでは、2025年12月19日から掲載が始まっています。連載は「学童保育の現在地」というシリーズタイトルが付けられています。もうそこですでに、現状をありのままに伝えたいとする記者の決心がうかがえます。実に力強いですね。こうした連載記事で児童クラブのことを世間に伝えてくれることは大歓迎。ぜひ日本版DBS制度についても、特集してください!(12月22日掲載・運営支援ブログ)

・こども性暴力防止法による、いわゆる「日本版DBS制度」に関して、制度の運用の目安となるガイドラインの案が、こども家庭庁から公表されました。このガイドラインに沿って日本版DBS制度が運用されるのですから極めて重要です。ガイドライン案の内容の中で児童クラブに関わる部分を順次、紹介していきますが、児童クラブ事業者は「認定を受けるかどうか」の検討からまず始めることになります。(12月23日掲載・運営支援ブログ)

・ちょっと戯言シリーズ。冬と言えば、広瀬香美さんなんですよ。「ロマンスの神様」、今聴いてもとっても素敵。で、学童バージョンの替え歌をつくってみたくなっただけです。「アイドル」に続く第2弾ですよ。(12月23日掲載・身辺雑記)

・東京都小金井市の民設民営学童保育所(注:小金井市は条例で「学童保育所」と呼称を定めているため)の児童が2025年7月、プール活動中に死亡した事案に関するプール事故検証報告書が公表されました。どうして事案が起きたのか、現場での状況の検証や解明に丁寧に取り組んだ検証報告でした。「こういう場面での配慮が欠けていたから、事案が起きたのではないか」という局所な点について細やかな調査検証は行われていると感じましたが、「なぜ、そのような事案を引き起こした児童クラブの運営が行われたのか」に関してほとんど触れていないという、児童クラブの運営支援からすると非常に物足りない内容となっている点に関し、運営支援は失望を表明します。(12月24日掲載・運営支援ブログ)

・こども性暴力防止法による、いわゆる「日本版DBS制度」が、ちょうど1年後の2026年12月25日から始まります。施行1年前になったのです。テレビなどメディアも日本版DBS制度を取り上げる番組がいくつかありました。先日、公表されたガイドラインの案について運営支援ブログは2日前に取り上げました。今回はその続きです。すでに何度も取り上げてきた内容の繰り返しにはなりますが、重要ですので何度でも取り上げます。安全確保措置(早期把握、相談、調査、保護・支援、研修)こそ、日本版DBS制度の本質なのです。(12月25日掲載・運営支援ブログ)

・2025年12月25日に、埼玉県庁のホームページにて、「放課後児童クラブスタートブック」(仮称)に関する公募の結果が公表されました。わたくしが代表の「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」はこの公募に参加し、結果として候補者として選定されました。新たに児童クラブに参入を考える民間事業者に、しっかりと放課後児童クラブの「育成支援」の内容を伝え、それを土台に各々の特色を活かした児童クラブ事業を展開していただくための手引きとして作成する、ということです。(12月26日掲載・運営支援ブログ)

・令和7年の放課後児童クラブの実施状況が公表されました。これから順次、内容を紹介していきます。待機児童は前年と比べて減少に転じました。しかし安心してはいけません。小学4年生の待機児童は引き続き高い水準で推移しています。そして、公設クラブを運営する株式会社はどんどん増えており、もはやその勢いは止まりません。児童クラブの市場化はますます加速している様子が実施状況の調査結果からうかがえます。(12月27日掲載・運営支援ブログ)

※更新! 放課後児童クラブに興味関心のある専門職同士で交流し、意見交換し、情報共有する場として、(仮称)「学童保育が好きな士業の会」を立ち上げました。2026年1月9日(金曜日)23時から30分、オンラインによる初回会合を開催します。ぜひゆる~く、参加してみてください。参加ご希望の方は、萩原までメール(info@aiwagakudou.com)か、X(ツイッター)でのダイレクトメールでお知らせください。開催日までに、参加用URLをお伝えいたします。(2025年9月25日から告知記事掲載)

〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、最後となる埼玉県蕨市まで到達し、1巡目が終了しました。2025年9月から2巡目に突入しています。2巡目の確認事項は特設ページで順次、掲載していきます。また、2巡目の調査で新たに確認したデータは、1巡目の投稿記事に反映させていきます。更新頻度がかなり遅くなっていますが、2025年12月13日時点で、「長野県飯綱町」まで進んでいます。

※ここまで3分半!
(お知らせ)
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
 放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。

 運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc
 ☆
※「放課後児童クラブ(学童保育所」)用語辞典・運営支援版の掲載を始めました。運営支援の独断と偏見による、運営支援流の「児童クラブの業界でよく使われることば」の紹介です。「児童クラブでのあそび」について現場の支援員や保護者の皆様からの投稿をお待ちしています。弊会までメールでお送りください。
 ☆
※当運営支援ブログにも時々登場する、名古屋の弁護士、鈴木愛子氏による「子どもが行きたい学童保育」(高文研)が発売されました。放課後児童クラブのあり方とその価値、本質が、具体的な事例に基づいて紹介されています。放課後児童クラブ、学童保育に関わるすべての方に読んでいただきたい、素晴らしい本です。とりわけ行政パーソンや議員の方々には必読と、わたくし萩原は断言します。この運営支援ブログを探してたどり着いた方々は、多かれ少なかれ児童クラブに興味関心がある方でしょう。であれば、「子どもが行きたい学童保育」をぜひ、お求めください。本には、児童クラブに詳しい専門家の間宮静香氏、安部芳絵氏のこれまた的確な解説も併せて収録されています。本当に「どえりゃー学童本」が誕生しました!
https://amzn.asia/d/3QWpbvI

※New! いわゆる日本版DBS制度を専門分野の1つとして事業者の取り組みを支えたいと事業活動を始めた新進気鋭の行政書士さんをご紹介します。「行政書士窪田法務事務所」の窪田洋之さんです。なんと、事務所がわたくしと同じ町内でして、わたくしの自宅から徒歩5分程度に事務所を構えられておられるという奇跡的なご縁です。窪田さんは、日本版DBS制度の認定支援とIT・AI活用サポートを中心に、幅広く事業所の活動を支えていくとのことです。「子どもを守り、あなあたの事業も守る。」と名刺に記載されていて、とても心強いです。ぜひ、ご相談されてみてはいかがでしょうか。お問い合わせは「日本版DBS導入支援センター | 行政書士窪田法務事務所」へどうぞ。

 「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。

「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ事業者様の経営の改善、事業運営の効率化、また児童クラブで働く人たちや運営に関わる保護者(会)の雇用労働条件や運営ノウハウのより良い改善のために、専門的な見地で助言、アドバイスを行います。また、中小企業様の労務関係の改善にご尽力いたします。児童クラブの方、埼玉県内の中小企業の方はぜひとも顧問契約をご検討ください。

(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。この運営支援ブログも投稿記事数が1,200を超えました。選りすぐりの投稿を出版してくださる出版社さん、どこかにいらっしゃいませんかね。マニアックなブログですが連日、数百から1,000前後の閲覧はありますよ!)

投稿者プロフィール

萩原和也